腰痛 ぎっくり腰

ヨガで腰の痛みや肩の痛みを簡単に解消しよう

腰痛になったとき、安静にしていたほうがいいのか、それとも運動したほうがいいのか?…これは、しばしば議論になっていることです。どちらの意見も理解できるぶん、自分の腰痛の場合はどうなんだろうと不安になってしまいますよね。この議論に関しては、腰痛の中でも「慢性腰痛」という、いわゆる椎間板ヘルニアなどとは違い、何が原因かいまいちわからないけれど、慢性的に起こる腰痛に関しての対処法なのです。ですので、椎間板ヘルニアのおそれがある人が「腰が痛いから」と運動を行うと症状を悪化させる可能性もありますので、そういう場合は速やかに病院にて診療を受けて下さい。話を戻しますと、慢性腰痛に関しては安静よりも腹筋やウォーキングなどの運動をしたほうが腰によいという研究結果が出ているようです。

じゃあウォーキングでもしようか、という気になっても、実際にウォーキングを続けられるかどうか…となると、なかなか難しく感じます。気候のいいときならいいけれど、雨の日や暑い日、寒い日にはわざわざ外に出て歩きたくないなんて日もありますよね。そこで、ヨガはいかがでしょうか。家の中でも気軽に行えるだけでなくゆっくりとした動きなので、ヨガを行ったあとに疲れてぐったり…なんてこともありません。他の運動に比べてヨガのほうが慢性腰痛に効果があるという実験結果まであるくらいです。器具などもいりませんし、腰や肩の痛みに有効ならヨガをしない手はありませんね。

今回紹介するのは「猫のポーズ」です。ダイエット効果もあるということで話題にもなりましたので、ご存知のかたも多いかもしれません。肩と腰が気持ちよく伸びるため、リフレッシュ効果も抜群です。妊婦さんにもおすすめされていますので、妊娠中お腹が大きくなって腰が痛くなってきた…という方にもピッタリです。
簡単に行える猫のポーズ
1.まずは四つん這いになります。このとき、手と足は肩幅くらいに広げます。膝は90度くらいに曲げるようにしましょう。目線は床に向けて。
2.1の状態から、息を吸いながら背骨をそらしていきます。目線は天井を見るようにしてください。
3.息を吐きながら背中を丸くしていきます。目線はおへそを見るようにするとやりやすいです。

以上の1~3の動きを、5~8回ほど行うと肩甲骨まわりの血流もよくなり、腹筋も使われるので肩こりの解消や腰痛の予防・改善になります。また、ネコのポーズの変形型もあり、手順3の時に腕を前方に出し、おしりを突き上げるようにします。こちらも背筋が気持よくのびますし、腰痛や肩こりにももちろん効果がありますよ。体を痛めないよう、無理の無い範囲で行なってください。

バランスボールで腰痛は本当に治るのか

毎日、テレビや雑誌で沢山のエクササイズや健康法が沢山紹介されています。中には一時のブームだけで最近はめっきり見なくなってしまったものも多いですが、その地位を確立してスタンダードになった健康法や健康グッズも多数存在します。その中でもバランスボールという健康器具はみなさん一度は見たり聞いたりしたことがあると思います。このバランスボールですが一時期大ブームになり、子供からお年寄りまで体への負担も少なく安全に使えて健康増進になるとテレビや雑誌で紹介され、ネット上でもバランスボールを使った様々なエクササイズを簡単に探すことができます。ですが、こと腰痛に関してはバランスボールを使用して腰痛が改善されたという声も、バランスボールを使用して腰痛が悪化したという声も両方多く聞きます。お医者さんの中では腰痛持ちの方にバランスボールの使用を避けるように言う方もいるそうです。それでは、なぜバランスボールを使用して腰痛が悪化してしまうことがあるのでしょうか?

バランスボールのエクササイズの中には、ボールに座って足を浮かせて様々なポーズを取るものがあります。このようなエクササイズは体を支えている部分が腰回りしかないために、元々負担がかかって痛みを感じていた状態の腰に対してさらに大きな負担をかけてしまいます。そうすると、腰の痛みがどうなるか…というのは明白ですよね。ますます腰回りの筋肉に負担がかかり、痛みが増す結果になってしまいます。

しかし、バランスボールがいけないというわけではありません。腰に負担をかけないような使い方をすれば腰痛の改善に一役買ってくれるのです。では、具体的にはどうすればいいのか?という話になりますが、例えば椅子代わりにバランスボールを使用することで、正しい姿勢を作ることが出来ます。会社の椅子をバランスボールにしたなんて話もよく聞きますね。正しい姿勢は腰痛や肩こりの改善に繋がりますし、普段使っている椅子をバランスボールに変えるだけでいいので簡単です。空気の量で自分に合う高さに調節するといいでしょう。バランスボールを椅子として使用することに抵抗がある方には、バランスボールを使った手軽にできるエクササイズもあります。寝転んだ状態でひざを上に90度程度曲げ、足をバランスボールの上に置きます。その状態で腹筋を行うエクササイズは腰回りの筋肉の強化に効果がありますので、腰痛の改善だけでなく腰痛の防止にも繋がります。

ブームにのって買ったバランスボールを押入れにしまったままという方もいるかもしれません。ですがこの機会に久々に空気を入れて、腰痛ケアにバランスボールを使用してみるのもいいかもしれませんよ。

下痢をしたら腰痛に!?2つの意外な関係

「下痢をしたら腰痛になってしまった」「腰に痛みを感じていたら下痢になった」、なんとも不可思議なフレーズに聞こえます。そもそも、下痢というのはお腹が痛かったり腸がどこか悪くなったりすることで起こるイメージがあります。これが「腹痛になったら下痢をしてしまった!」なら全く違和感を覚えることがないでしょう。私もまわりで「腰が痛いとおもったらひどい下痢になっちゃって~」なんていうことは聞いたことがありません。そもそもあまり他人に話すことでもありませんが…。しかし、まさかといった感じではありますが、腰痛と下痢の関係、全くないとは言い切れないのです。

まず、腸と腰というのはからだの中で非常に近い場所にあります。ですので、片方に異常が見られると、もう片方が引っ張られてしまうという可能性があるそうなのです。例えば、夏に暑いからといって冷たいジュースや、アイスなどを沢山飲んだり食べたりすると、体、特に下腹部が冷えてしまい下痢になることがあります。ここで考えてみると、冷えている腸の近くに腰があるわけですから、冷えによって腰まわりの血流が滞ってしまうことで腰痛が引き起こされることがありえるということです。もちろん逆に、冬などで腰が冷えることによりお腹の痛みに繋がり、そこから下痢になってしまうということも十分考えられるわけです。

とはいえ、はっきりとした原因が解明されているわけではないので、あくまでも「そうなることもある」と捉えておいたほうがよさそうです。ですが、まれに下痢とともに腰の痛みがあるという症状は内臓疾患の可能性があります。下痢が収まったら腰痛も収まった場合などは特に心配しなくても大丈夫だとは思いますが、何日も続いたり、激しい痛みを伴っている場合は別の病気かもしれません。具体的には、すい炎やかいよう性大腸炎です。どちらもお腹に近い場所での痛みではありますが、お腹を突き抜けて背中や腰まで痛みが出る場合もあるようです。すい炎はすい臓が消化・分解を行う酵素を分泌しすぎてしまい、すい臓自身を分解して炎症を起こす病気で、主な原因は飲酒です。お酒を飲み過ぎたり、脂っこい食事を沢山取った後に発生する場合があります。かいよう性大腸炎はその名の通り、大腸の粘膜がただれたり潰瘍が出来てしまう病気です。はっきりとした原因はわからず、免疫異常やストレスなどが原因ではないかなど様々なことが言われています。もし、下痢と腰痛が収まらずにこの2つの病気に心当たりがありそうでしたら病院にて検査を受けたほうがいいでしょう。もちろん、この2つではない場合もありますし、たまたまな場合もあります。どちらにしろ、下痢と腰痛が何日も続くというのは体にとっていいことではありません。病院にて受診する際は「内科」を受診すればいいと思います。

特殊な理由ではない場合は腰痛と下痢、どちらも体が冷えないようにすれば症状を防ぐことが出来ます。冷えは大敵と昔からいいますから、普段から冷えないような生活を心がけることが大事です。

どれくらい腰が痛くなったら病院に行くべき?

デスクワークなど、座っていることで生じる腰の痛み。腰痛は現代人が抱える痛みの一つであり、自分には症状が出ていなくても、周りでは誰かが腰痛もちということはあるのではないでしょうか。誰もがなる可能性がある身近な痛み、腰痛。シップを貼ったり、薬を塗るなどしてなんとか痛みをやりすごそうとしている人も多いと思います。また、腰痛になったら早く病院に行くべきという言葉もよく聞きます。確かに腰が痛いのはどうにかしたい、でも病院に行くほどでもない…という痛みの場合はどうしても自分でなんとかしがちです。果たして、どのくらいの痛みになったら病院に行ったほうがいいという明確な基準はあるのでしょうか?

はっきり言うと、明確な基準はありません。自分が病院に行ったほうがいいかな?と思った時が行き時とも言えます。仮に痛みを数値化し、同じくらいの数値の痛みを10人に対して与えたところで、「痛い」という感じ方は人それぞれ違うものです。また、日本人は我慢強さを美徳とする人種ですから、痛くても我慢して痛いと言わない人もいるでしょう。ここまでで、「なんだ、これじゃ自分が病院に行くべきかわからないじゃないか」と思ったかもしれません。たしかに、明確に「これ以上の痛みが出たら病院にいかなければいけない」というものはありませんが、腰の痛みに加えて以下のような症状が出ている時は早めに病院に行って検査を受けたほうがいいものがあります。

まずは、腰の痛みだけではなく、足や下半身などにも痛みやしびれを感じる場合です。この症状は、骨の間にある椎間板が神経を刺激する病気である椎間板ヘルニアになっている可能性があります。つぎに、日に日に痛みが増して行ったり、長期間痛みが続く場合です。同じ姿勢になると痛みが必ず出るということなら、腰の周りの筋肉が固まっていて疲労している可能性も考えられますが、だんだん痛みが増すような場合ですと、先述した椎間板ヘルニアが進行しているかもしれませんし、腰回りに悪性腫瘍があったなんてことも考えられます。あとは、腰だけではなく下腹部にも痛みが生じる場合です。女性は月経痛などで腰や下腹部が痛くなる方も多いでしょうが、子宮内膜症などの婦人科系の病気である可能性も捨て切れません。男性の場合でも、腎臓などの内臓疾患が原因で痛みが腰に生じていることもあります。

それでは、一体病院で何科を受診すればいいのでしょうか。腰回りの筋肉やすじが痛い場合、先ほどにも例に出しました椎間板ヘルニアのような症状が出ている場合は「整形外科」を受診しましょう。腰の痛みだけでなく、下腹部やお腹にも痛みを感じる場合は内臓疾患の可能性もありますので「内科」の受診をおすすめします。女性ならば「婦人科」を受診するのもよいでしょう。自分の症状がどれに当てはまるのかわからない場合は、とりあえず「整形外科」を受診し、MRIやCTスキャンなどの検査をしてもらうのがいいかと思います。

病院にいくのは面倒くさい、時間がないという方も多いと思いますが、大きな病気になってから後悔しても仕方がありません。早めに病院に行くことで、腰痛との付き合いが終わるかもしれませんよ。

当たり前?改めて知る、腰痛の原因いろいろ

今や現代病といっても過言ではないほど、若い人からお年寄りまで抱えている病気、「腰痛」。あなたの周りにも「どうも腰が痛くて…」と言っている人は多いのではないでしょうか。人は座るためのバランスで作られていません。ですが、それこそ小さい頃から死ぬまで、立っているよりも座っている時間のほうがずっと長いはず。そうなれば、座るときに上半身を支えている腰に負担がかかり、痛みを起こすのは当たり前とも言えるでしょう。腰が痛いことを「腰痛」とひとくくりにしてしまいがちな私達ですが、その原因は外的な要因・内的な要因とさまざまなのです。

まずは、外的な要因です。ずっと同じ姿勢で筋肉が緊張して硬くなってしまい痛みが出るものや、肩こりと同様に冷えから血行が悪くなり腰痛につながるもの、悪い姿勢をとり続けることで筋肉等に負担がかかり痛みが出るものをはじめとし、重度なものになると、骨と骨の間にある椎間板が神経に当たり痛みを伴う「椎間板ヘルニア」、神経の通り道である「脊柱管」が狭くなることによって神経を圧迫して痛みが出る「腰部脊柱管狭窄症」などが上げられます。一般的な腰の痛みの原因としては、こちらを想像する人が多いのではないでしょうか。特に椎間板ヘルニアは重度の腰の痛みというイメージが強いため、腰がかなり痛いと「ヘルニアかも?」と思いがちです。

次に、内的な要因です。意外に思われる方もいるかもしれませんが、腰痛は体の中からのサインということもあるのです。例えば、腎臓の機能低下や腎臓結石によって腰に痛みが出る場合があります。他にも腎臓で作られた結石が尿路に詰まってしまうことで起こる尿路結石でも腰痛が起こると言われています。女性の場合はホルモンバランスの乱れが原因であったり、子宮内膜症など婦人科系の病気でも腰に痛みを感じることがあります。そして、悪性腫瘍、いわゆる「がん」が腰痛の原因という場合まであるのです。

こんなに腰痛を引き起こすものがあると、一体自分の腰痛の原因がなんなのか判断しかねる場合もあると思います。ただの慢性的な腰痛と思っていたものが、病院で検査をしたら内臓疾患が原因だったということもよくある話なのです。心配な場合は迷わず病院に行くことをおすすめします。素人判断で安易な対策を行うと症状を悪化させてしまう場合もありますが、病院で検査をすることで原因がはっきりしますし、正しい対処も行えるからです。

しかし、検査にいっても原因がはっきりしない場合もあります。その場合、腰痛の原因は心因性によるものかもしれません。あまり知られていないことですが、ストレスが原因で腰痛になるということは珍しくないそうです。ストレスを感じることで血液の流れが悪くなり、腰痛に繋がってしまう…ということのようです。筆者も昔にかなりの腰の痛みを感じて病院でMRI検査を受けましたがまったく異常が見られず、けん引を受けて「また悪くなったら来て下さい」とだけ言われたことがあります。その時はプライベートですごくストレスを受ける状況だったため、もしかしたらそれが腰痛として出ていたのかもしれません。

どんな要因であれ、痛みというのは体からのサインです。毎日を健康に過ごすためにも痛みに対して適切な対応を取れるよう、小さなことでも気になったら病院にいって診察を受けるなどしてみましょう。

その腰痛の原因、もしかしたら更年期かも?

50代前後の女性にとって気になるのが「更年期障害」です。症状の強さや内容は人によって大きく違い、全く更年期障害がなく閉経前と同じように過ごしている方もいれば、生活に支障が出るくらいに大きく症状が出てしまう方も見られます。ご存知の方も多いとは思いますが、更年期障害は閉経に向けて女性ホルモンのひとつである卵胞ホルモンの「エストロゲン」の分泌量が低下するために起こります。自律神経失調症に似た症状であったり、うつのような症状が出ることもあります。「私にはそんな症状はでてないわ」という方もいらっしゃるでしょう。しかし、更年期障害はほてりや動悸などの自律神経に関連した症状や、うつなどの心理的な症状だけではありません。肩や腰の痛みの原因になることもあるのです。もしかしたら、「そういえばこの歳になってだんだん腰に痛みが出てきた…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

もともと女性は、分泌される女性ホルモンの性質により骨盤まわりをはじめ全身の関節や靭帯がゆるくなりやすく、男性に比べると肩こりや腰痛になりやすいと言えます。出産の際に一番大きく骨盤が開きますが、その時に開いた骨盤が知らず知らずのうちに周りの筋肉や骨に負担をかけていることがあり、そのまま長い時間が経ち更年期といわれる年齢になって初めて痛みとなって現れる場合もあります。さらに更年期障害になることによって自律神経のバランスも崩れてしまうことがあるため、ますます痛みを感じやすくなってしまうのです。女性ホルモンが減退することによって心身ともにバランスが崩れやすい、とてもナイーブな時期と言えますね。

ではもし、更年期の時期に入って腰に痛みが出てきた場合はどう対処すればいいのでしょうか。骨盤が開いているな、と感じた場合は骨盤の歪みを取るエクササイズを行います。足を肩幅程度に開き、上半身を動かさないようにして骨盤を大きく回す運動や、まるめたバスタオルを腰の下に入れ、90度くらいに立てた膝を左右に倒すなどの運動が効果的です。骨盤があるべき場所に収まり腰回りの筋肉も鍛えられるので、腰痛予防にもいいエクササイズです。また、更年期障害は女性ホルモンの減退によって起こるものですから、女性ホルモンに似た働きをしてくれる大豆イソフラボンを摂取出来るような納豆や豆腐などの食物を取るのもいいでしょう。ホルモンを生成する作用があるビタミンEを摂取するのも効果的です。ビタミンEが多く含まれている食物はアーモンドやかぼちゃ、うなぎなどが有名です。ホルモン生成以外にも体の新陳代謝を促しますので美肌などにも効果があります。これだけでなく、閉経後のカルシウム不足からくる骨粗しょう症に備えて小魚や乳製品などのカルシウムが多い食品も摂取しておくとさらに健康を保てます。

年と共にくる腰の痛みはいやなものです。しっかりと栄養を取り、健康に人生を楽しみたいですね。

女性の腰痛の原因はホルモンバランスに有り!?

女性が生きていて一度は聞いたことがある言葉、「ホルモンバランスの乱れ」。肌荒れ、イライラ、冷え性、果ては子宮や卵巣の病気まで、女性にとってホルモンバランスはとても大事なものです。そのわりに小さなストレスや不安でも簡単にホルモンバランスが乱れてしまいます。なんとも難儀ではありますが、上手く付き合っていくしか方法はありません。

一般的にはホルモンバランスが乱れることによって、生理不順や無月経などの月経異常、肌荒れやニキビ、年齢を重ねることによって起こる更年期障害などが上げられますが、このホルモンバランスの乱れによって「腰痛」が引き起こされることもあるということはご存知でしょうか?

女性ホルモンは卵胞ホルモンの「エストロゲン」と黄体ホルモンの「ゲスターゲン」の2種類あり、これは女性の方ならみなさんご存知だと思います。卵胞ホルモンが子宮内膜を厚くしていく働きがあり、黄体ホルモンが卵を着床させるために子宮をやわらかくする働きがあります。
黄体ホルモンの分泌が多いと、月経前や月経中に下腹部や腰回りに痛みを感じることが多く、「月経前緊張症」や「月経困難症」として有名ですので、名前を知っている方も多いと思います。しかし、それ以外にも女性ホルモンがあります。それは、「リラキシン」というホルモンです。「リラキシン」は、体の関節をゆるめて骨盤を広げ、赤ちゃんが産道を通りやすいようにするためのホルモンです。主に妊娠後や、出産後2~3日に分泌されるものなのですが、実は妊娠していなくとも、月経前にも分泌されているのです。「それが腰痛となんの関係があるの?」と思う方もいると思います。前述したように、「リラキシン」というホルモンは「体の関節をゆるめる」効果があります。体の関節をゆるめるということは、関節を支えている靭帯もゆるまるということです。つまり、体を支える力が弱まってしまうということですね。もともと妊娠後に出産しやすくするためのホルモンなので、骨盤が開きやすくなります。そうなると腰の「ささえる力」が弱まってしまい、腰の痛みに繋がってしまうのです。もちろん、腰の関節だけではなく、全身の関節がゆるまる場合があるため、肩や首のこりに繋がる場合もあります。妊娠前はそんな症状がなかった人でも、妊娠後はお腹も大きくなるため腰の痛みを感じる人が多いようです。

それでは、少しでも腰痛を緩和したい場合はどうすればいいのでしょうか?
(1)体の冷えを防ぐ
腰回りを温めることで血液の循環をよくし、痛みを和らげることが出来ます。普段はシャワーだけという場合でもゆっくりと湯船に浸かると体の温まり方が違います。
(2)運動をする
軽いウォーキングや骨盤まわりのストレッチなど、腰回りの筋肉を鍛えることで腰への負担を和らげ、腰痛の予防になります。
(3)大豆製品を摂取する
大豆イソフラボンが卵胞ホルモンである「エストロゲン」に近い働きをしてくれるため、大豆製品を取ることはホルモンバランスを保つためにいいとされています。豆腐や納豆、豆乳などを日常的にとるのは健康にもいいですね。
(4)ストレスを感じないようにする
「この状態っておかしいのかな?」と心配するだけでも、簡単にホルモンバランスは崩れてしまいます。ストレスを全く感じないようにするというのは大変難しいですが、余計な心配をしないようにするだけでも変わってきます。

女性には一生ついてまわるホルモンバランスの問題。おかしいな?と思ったら病院に行くことも大事です。最初は勇気が必要かもしれませんが、ずっと心配を抱えるよりはずっと楽で簡単なはずです。腰の痛みが子宮の病気の前触れだったということもあります。正しくケアして毎日元気に過ごせるようにしましょう。

腰が痛い…そんな時は温泉に行ってみよう!

仕事でつかれてリラックスしたい時や、ついつい「あー、温泉行きたいなー」なんてセリフが出てきてしまうものです。友人同士の会話の中でも結構出てくるキーワードではないでしょうか?疲れていたら行きたい場所、非日常を感じたい場所、リラックスしたい場所といえば温泉…というくらい日本人は温泉好き。そんな温泉、美人の湯や美肌の湯なんてのも日本全国沢山ありますが、「湯治(とうじ)」なんて言葉もあるように、様々な治療にも昔から使われてきたのです。ぱっと思いつくのはリウマチなどの神経痛、筋肉痛、冷え性、肩こりなどでしょうか?
今回は、さまざまな効能の中でも腰の痛み、「腰痛」にいい温泉についてご紹介したいと思います。

こんなに沢山!温泉の種類
まず、日本の温泉は「温泉法」にて定められた基準を満たしたもののみ「温泉」と言われます。温泉の定義をざっくりと紹介しますと、地中から湧く温水で、温度が25度以上あり、1kg中に指定された物質が一定量以上含有されているものとなります。また、その中でも一定の基準を満たしたものは「療養泉」と呼ばれ、特定の効能があると言われています。療養泉は、大きく「単純温泉」、「二酸化炭素泉」、「炭酸水素塩泉」、「塩化物泉」、「硫酸塩泉」、「含鉄泉」、「硫黄泉」、「酸性泉」、「放射能泉」の9つにわかれます。それぞれ、浸かったり、飲んだりすることで様々な体の症状に対して効能があります。有名な温泉どころで言えば、群馬県にある草津温泉は「酸性泉」、兵庫県の有馬温泉は「含鉄泉」、北海道の登別温泉は「硫黄泉」です。この中で、「単純温泉」のみ他の8つと違い、1kg中の含有物質が1000mg未満なのですが、その分刺激も少なく色んな効能があり「療養泉」に指定されています。

腰痛に効く療養泉はどれ?
上記の9つの中で腰痛に効くのは「単純温泉」、「塩化物泉」、「硫酸塩泉」などです。有名な「単純温泉」の効能は基本的な温泉の効能でもあるため、平たく言ってしまえばどの温泉でも効能があるとも言えます。逆に言えば、どこの温泉でも期待できるということで、気軽に行くことが出来ますね。また、「硫黄泉」や「鉄泉」は刺激が強いため、乾燥肌の人には合いにくい場合もあります。「単純温泉」は他の8つの温泉に比べて刺激が少ないので、敏感肌の人やお年寄りの方でもしっかりと効能を享受することができますよ。有名な単純温泉ならば、岐阜県の「下呂温泉」、栃木県の「鬼怒川温泉」、静岡県の「修善寺温泉」などがあります。

温泉に入るときの注意事項
温泉には、安全に入るためのルールがきちんとあります。せっかく温泉に行っても、のぼせて倒れてしまったり、脱水症状を起こしてしまっては元も子もありません。以下を守って正しく入浴しましょう。
(1)入浴前には30分以上の休憩を取ること。
(2)空腹時やアルコールを摂取した際の入浴は避ける。
(3)きちんと水分を摂取する。
(4)十分にかけ湯を行う。

普段座り仕事の方も、今度の休みにはリフレッシュを兼ねて腰の痛みをいたわるために温泉に行ってみるのはいかがでしょうか。

姿勢ひとつで変わる!正しい姿勢で腰痛を防ごう

現代人は座りすぎである、座ることで寿命を縮める……という記事を誰しもが一度は見たことがあると思います。デスクワークの場合、朝から夜まで8時間以上、殆ど座って過ごしている人も多いでしょうし、家に帰って自室のデスクでメールやFacebookのチェックを行う…なんてことも。休日は友達と映画にいったり、カフェでお茶したりと、座っていない日はないといってもいいくらいです。ヒトの体は座ることに適して作られていないため、ずっと座っていると体に痛みが出てくるのは当たり前のことなのです。痛みが出ることはなくても、座ることで下半身の血流が滞ってしまい、むくみや肥満の原因になることもあります。

少しでもデスクワークでの腰痛を改善したい、そんな時に重要なのが「姿勢」です。ずっと腰痛に悩まされていたのが、姿勢などを変えるだけで改善されるなんてことも多くあるのです。それでは、どんな姿勢がいいのでしょうか?

(1)腕はデスクやキーボードに対して90度以上開くようにする
90度より内角の姿勢でいると、肩が上がってしまい、肩に負担がかかります。そこを庇うようにして背中や腰に痛みが出ることも。ワークチェアに肘置きがある場合は、軽く肘を置いてキーボードをタッチできるくらいが適正です。椅子と机の高さが合わない場合は、椅子に座布団を敷くなどして調節出来ないか工夫してみましょう。
(2)モニターは視線の正面か少し下にする
あまりにもモニターが下にあると、無意識のうちに首に負担がかかり、猫背になってしまいます。また、ストレートネックの原因にもなりますので要注意。少し顎を引いた姿勢でモニターの上部が無理なく見ることが出来るくらいが適正です。骨盤も立ち上がり、美しい姿勢になります。高さが足りない時はお菓子の缶などを利用するといいかもしれません。
(3)ひざは90度くらい曲げる
デスクやワークチェアの高さの関係で、ひざを90度曲げても床に足がつかない場合は踏み台などを使用し、足がちゃんと着くようにしましょう。さんざん言われていることですが、足を組むのは骨盤の歪み、しいては腰の歪みに直結しますので控えましょう。
(4)キーボードの「H」キーが自分の中心に来るように置く
マウスがあるため、どうしてもキーボードは左側よりになることが多いと思います。しかしそうなると、体はずっと左に曲がった状態を維持することになり、背骨や骨盤の歪み、腰の痛みに繋がります。頻繁にマウスを使用する作業ならまた別ですが、キーボードを主に使う作業の場合は、自分の正面に「H」キーが来るようにすると、姿勢を歪めずにタイピングをすることが出来ます。

上記を行ったとしても、そのまま何時間も同じ姿勢では結局体に負担をかけることになってしまいます。作業の合間に背もたれを使用して伸びをする、1時間作業をしたら2分ほど立って歩く、屈伸運動を行うなどで、血液の流れをリセットする必要があります。どうしてもそんな時間がない時は、つま先をひざの方向に向けて曲げた後逆方向に伸ばす運動をしましょう。これだけでも血液の流れがよくなります。気がついたときにやるといいでしょう。気分もスッキリしますよ。

現代の生活とは切り離せない「座る」という行為。少しでも体に負担をかけない姿勢を保ち、自分の体をいたわりたいものです。

その腰の痛みは本当に腰痛?もしかしたら腎臓の病気かも

座り仕事が多い昨今、腰痛は色んな人が抱える現代病にまでなっています。腰痛を少しでも緩和させるためのエクササイズや健康法も多数あり、少しでも痛みを改善出来るようにといろいろ試している方も多いと思います。しかし、その腰痛は本当に「ただの腰痛」なのでしょうか?

筋肉はいろんな臓器とも密接に繋がっており、腎臓は大腰筋という腰の大きな筋肉とガッチリ繋がっています。そのため、腎臓の機能低下や異常が大腰筋に伝わり、症状が腰痛として体に出てくることもあるんです。ちょうど腰の前に腎臓があることもあり、ずっと腰痛が治らないので検査を受けに整形外科にいっても異常はなく、泌尿器科で検査を受けたら腰痛の原因はなんと腎臓の病気だった…!なんてこともありえるのです。腎臓は、テレビなどで取り上げられにくい臓器ですが、体内に流れる血液のろ過を行なってくれる大切な器官です。腎機能が低下していってしまうと、最悪人工透析を余儀なくされてしまいます。

「そういえば、ずっと腰が痛いけど、これってもしかして腎臓の病気なんじゃ?」「マッサージに行ってても腰痛が治らないのは腎臓の機能低下のせい?」など、自分の腰の痛みが果たして腎臓の機能低下からくるものなのか?と心配に思う方もいるでしょう。そこで、その痛みが腎臓から来るものなのか、簡単にセルフチェックを行える方法があります。

1.足を肩幅くらいの広さに開く
2.軽くジャンプし、かかとから着地する

たったこれだけです。上記のチェックを行なって、腰の上部や体の中、奥のほうから痛みを感じた場合は腎臓の機能が低下している可能性があります。もちろん、このチェックで大丈夫だったから腎臓に問題はない!と言い切れるものではないですし、このチェックで痛みがあったから腎臓が悪いんだ!と決まるものでもありません。慢性的な腰の痛みは、どれが原因かにかかわらず体にとってよいものではありませんので、あまりにも長く続く場合にも病院にいって検査を受けるのが望ましいでしょう。腎臓の検査は、泌尿器科で行うことが出来ます。血液検査と尿検査がありますが、小さな異常も判明しやすいのは尿検査の方なので、こちらをおすすめします。

チェックで異常がなかった人も、腎臓をいたわるのは大切なことです。腎臓の機能低下は、生活習慣にも大きく影響があると言われています。塩分の多い食事を取ることが多い、運動不足などいわゆる「生活習慣病」になりやすいタイプの人は、腎臓の機能も低下しやすいのです。塩分の多い食事を取った時は水分を多めに取る、運動不足な時は簡単なストレッチでもいいから行い、体の血流をよくするなどして、腎臓と末永く付き合って行きましょう。